Counter

中国・常州市との交流

交流15周年を迎えた高槻市立五百住小学校と中国・常州市東方小学校

両小学校の交流は1988年から始まりました。以来両校は,手紙や書画・手芸品・教科書の交換など,地道な交流活動を続けてきました。卒業式が来ると必ずメッセージが届き,巣立ち行く子どもたちを祝い,花を添えています。そして,早くも友好交流15周年を迎えました。
五百住小学校には東方小学校から贈られた“友誼の旗”の旗が大切に置かれ,そして,東方小学校の校庭には1990年8月に五百住小学校校長土屋方利さんが同校を訪問した時,記念に植えられた“泰山木”が大きく育っています。

1988年8月23日,「友誼の旗」が常州市世界語協会代表団から五百住小学校に手渡されました。 1990年6月6日,東方小学校を訪問した五百住小学校校長土屋方利さんが記念に“泰山木”を植えました。


“ニィハォ,ようこそ,ボンヴェーノン!

1988年6月4日〜5日に高槻市で開かれた第36回関西エスペラント大会に招いた常州市世界語協会長章振之,副会長越徳本,張常生の3氏は6月6日(月)の朝,子どもたちの“ようこそ,ニィハォ,ボンヴェーノン!”の声に迎えられました。

楽しい授業を参観。 幼稚園児の作品に目をほそめ。昼休みに教職員と和やかに懇談。

張常生(東方小学校教師)さんが書く漢字に子どもたちは感心したり喜んだり。 原爆の子の像で五百住校修学旅行生の千羽鶴に出会う。


学校長の東方小学校訪問 第1回目


このように迎えられた。                          

こどもたちに歓迎された。 五百住校児童の作品を説明中。
黒板の字は歓迎のエスペラント語。


この子からもらった書は大切にしている。 五百住小児童の共同大作の主題を説明中。


記念に泰山木が植えられた。 子どもたちに見送られた。


学校長の東方小学校訪問 第2回目

土屋方利校長の訪問から10年目の1999年11月6日,津田勝校長は常州市への親善訪問団に加わり,東方小学校を訪れました。
高槻エスペラント会会長の竹内義一さんが同行しました。
熱烈歓迎をうけて授業の参観では子どもたちに語りかけ,教職員との懇談では意見交換をして交流を深めました。両校にとって記念すべき10年目の訪問でした。

津田校長は子どもたちに五百住校の話をしました。 和やかな雰囲気で教職員と意見交換をしました。

友誼樹“泰山木”は大きく成長していました。“泰山木”に津田校長と竹内会長が水をやりました。

“エスペラントを橋渡しの言葉として,外国の子らと友達になりたい”と東方小学校では,特別学習活動としてエスペラントを学習する時間を設けています。

交流の主な記録

1988年(昭和63年)
   4月,友好姉妹校を高槻市立津之江小学校から引継ぎ,学校長のメッセージを交換した。
     (土屋方利校長・) 5月には子どもたちの図画と習字を送り,東方小学校に展示された。
   6月6日,常州市より張常生(東方小学校教師),越徳本(常州市哲学社会学連合副主席),
      章振之(常州市教育学院副院長)3氏が来校。両校“友誼の旗”が贈られた。
   8月,東方小学校から子どもたちの書画がとどき,校内で展示。
      後日,市内銀行の ギャラリーにも展示された。
1990年(平成2年)
   8月22日〜26日,高槻市教育視察団員として常州市へ行った土屋方利校長が東方小学校を訪問
   10月31日,常州市より教育視察団が来校。陳天中(常州市教育局副局長)他4氏
1998年(平成10年)
   11月30日,常州市より教育代表団 が来校。ケ其越(常州市教育委員会副主任)他4氏
1999年(平成11年)
   11月6日,高槻市親善訪問団員として常州市へ行った津田勝校長が東方小学校を訪問,
      高槻エスペラント会会長竹内義一氏が同行

☆両校の間では毎年欠かすことなく卒業を祝うメッセージを送りあうなど、地道な交流が続けられている。

目次へ(Enhaven)